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関節

ヒアルロン酸は体内の至るところに存在し、その濃度は部位によって異なります。特に濃度が高いとされるのは関節や皮膚、目などです。その中から、今回は「関節」に注目してみました!

関節とヒアルロン酸

関節とヒアルロン酸普通、関節は弾力に富んだ軟骨に覆われ、その軟骨は「コラーゲン組織」と大量の水分を含んだ「ヒアルロン酸」や「コンドロイチン」によって構成されています。

これら3つの成分は水を吸い込んだスポンジのように衝撃を和らげる・・・いわば“クッション”のような役目を果たしています。中でも「ヒアルロン酸」は驚異の保水力をもった粘り気のある物質で、軟骨の形成などに欠かせない成分です。

また、関節軟骨が摩擦によって磨り減っていくのを防ぎ、多岐にわたって使いやすい状態を保ち続けます。つまり、機械をスムーズに回す潤滑油のような働きをしているのです。

変形性膝関節症などで関節に痛みを感じる人は、関節液の主成分であるヒアルロン酸が何らかの原因(加齢や肥満、激しいスポーツなど)によって失われ、骨と骨が直接こすれ合っていると考えられます。

関節痛を伴う病気

一言で「関節痛」といっても、その原因はさまざま。ここでは、関節痛を伴う病気をいくつかご紹介します!

変形性関節症

骨と骨の間にある関節軟骨が使いすぎることによってすり減り、骨が徐々に変形していく病気です。加齢や体重増加、激しいスポーツなどが引き金となって起こり、そのほとんどが膝や股関節に生じます。

慢性関節リウマチ

関節の痛みや腫れ、炎症が全身に広がり、さらには関節の変形や破壊が進み、最終的には身体障害にまで至る病気です。原因は明らかになっていませんが、特異体質の人が内分泌系に変化をきたしたり、ウィルスに感染したりすると「免疫異常」が生じ、慢性的に全身の関節が炎症を起こすのではないかと考えられています。

半月板損傷などの外傷

膝関節の中にある半月板(軟骨)が外からの衝撃ですり減ったり、亀裂が入ったり、欠けたりして膝に痛みが生じます。激しいスポーツなどをする人は要注意です。

ヒアルロン酸の関節内注射

ヒアルロン酸の関節内注射関節の痛みに対して内服薬や貼り薬などが処方されますが、このほかによく用いられる治療法として「関節内注射」があげられます。分子量90万の高分子ヒアルロン酸の関節内注射は約20年の歴史を持ち、広く行われている治療法です。

関節内注射をすることで何らかの原因によって減少したヒアルロン酸を直接補い、さらには関節におけるヒアルロン酸の産生能を高めたり、痛みや炎症を抑えたりする効果があります。

また、これは慢性関節リウマチにも効果があるとされています。効能のメカニズムは明らかになっていませんが、膝関節に高分子ヒアルロン酸を注射すると2〜3日でそれが消失するとか。おそらく膝関節の周りの血管を通って肝臓へ行き、そこで代謝されて低分子ヒアルロン酸となり、全身を巡ると考えられています。

ヒアルロン酸が全身を巡る過程において、あちこちで生じている痛みを和らげているのではないか・・・というのが今考えられているメカニズムです。

ヒアルロン酸は年齢とともに減少する!

子供と成人、老人が高さ1mの台からジャンプするところを想像してみてください。この場合、子供と成人がケガをすることはまずありません。しかし、老人が飛び降りると・・・大変なことになりますよね?

これは年齢とともにヒアルロン酸が減少し、関節のクッション機能が衰えていることを意味します。ヒアルロン酸がいかに大切で、また加齢とともに減少するかがわかるでしょう。

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